Travis Japanの決意を見た
こんにちは、春陽です。私は先日、宮近担のお友達と一緒に、フジテレビ湾岸スタジオで行われたTravis Japanのコンサートにお邪魔してきました。舞台の作りが小学校の学習発表会*1ぽかったり、宮近がとにかく可愛かったり、素敵な七五三掛担のお母さんに出会ったことなど書きたいことは山ほどありますが、それはまたの機会に。
私は小学生の頃からジャニーズが好きで、今までに何度もジャニーズのコンサートに足を運んでいますが、今回のコンサートがいちばんメンバーの「決意」を感じました。
「自分が大好きなアイドルに会って、ファンサをもらいたい!」「自分の好きな曲をパフォーマンスしてほしい!」など、ファンの方々ならば、それぞれ色々な思いを持って現場に足を運ぶことと思います。私もいつもは「宮近くんのパフォーマンスができるだけ近くで見たい」「あわよくばファンサをもらえたら嬉しい」など妄想を膨らませ、自担に会えることを楽しみに日々のお仕事に励んでいます。でも、今回のコンサートはいつものコンサートとは違いました。
言葉にすると薄っぺらく感じてしまいますが、本当にTravis Japanの決意を感じました。幸せを受け取る、というよりも「俺たちについてくれば絶対幸せにするから付いてきてほしい」という強い7人の意志。
幕が上がると、自分たちが大切にしてきたTravis Japanを、何人欠けても決して後ろを振り向くことなく、他のグループに少しでも遅れをとらないようにただひたすら走り続ける5人の姿。
プレゾン時代からパフォーマンスしてきた「情熱の一夜」、9人でマッチさんのコンサートで踊った「ギンギラギンにさりげなく」、今年の夏のキントレを盛り上げてくれた「Let it BURN!」、少年倶楽部でもパフォーマンスした「愛を叫べ」、トラジャのコミカルな一面を強く印象づけた「Don`t you Get it?」
そして5人での「夢のハリウッド」。
私は幕が上がって始まった最初のメドレーで、今まで9人で、8人で、7人で、6人で、そして5人で駆け抜けてきたトラジャの姿が走馬灯のように駆け巡りました。結成された当初、まだ幼さの残る弟組5人に対し、厳しく、そして時に優しい4人のお兄ちゃんたち。嵐さんやマッチさん、タッキー&翼さんのバックで踊った日々。顕嵐くんがトラジャからLove-tuneに移籍し、動揺しながらも少年倶楽部に毎月呼ばれるようになったとき。精神的にも、パフォーマンス的にも要の最年長、ヒロキがトラジャを去ったとき。ダンスの要、美勇人くんがトラジャから姿を消したとき。情熱的な最年少、朝日がトラジャを去ったとき。
私も含めて、トラジャを応援していたファンにとって昨年の夏から今年の秋にかけては、激動の一年だったと思います。先輩のコンサートのバックに付かせていただいたり、他のジュニアのグループと肩を並べて単独コンサートをしたり、初めてのオリジナル曲や衣装をいただいたりなどの嬉しい出来事もあった反面、トラジャから大切なメンバーの名前が4つも消えてしまいました。でも、悲しかったり辛かったりするのはファンだけではなくて、いちばんもがき苦しんでいたのはTravis Japanではないかと思います。
5人のメドレーが終わり、松倉海斗くんと松田元太を迎えて7人でパフォーマンスすることになった一曲目は、「Now and Forever」でした。
風が強く 窓を叩く
まるで誘うように
だから涙 連れてここを
出ていかなきゃ
もうこの部分にトラジャのすべての思いが詰め込まれていた気がして、気が付けば私は泣いていました。
そして、トリプルカイトがただただ可愛かったり、動物になっちゃうメンバーに爆笑したり、色気のある「T.A.B.O.O」や「Crazy You」を披露したり、ダンスはもちろん色々な面で楽しませてくれるトラジャはやっぱりすごいと感じました。
そして松倉海斗くんと松田元太くんを迎えての7人の「夢のハリウッド」。この7人のパフォーマンスを見て、わたしは「ああ、きっとこの7人になら付いていったらきっと幸せにしてくれる」と本気で思いました。
新しいメンバーを迎えるトラジャ以上に、松田くんと松倉くんはずっと不安だっただろうなと思います。自分たちがこれから所属するグループは、結成されて何年か経って、角度まで綺麗に揃えたダンスが持ち味で、皆ストイックで。そんな松田くんと松倉くんが嫌な思いをしないように、そしてファンが受け入れてくれるように、『コンサートを盛り上げたいから、僕らから声をかけた』と言うことができるトラジャがとても素敵だと思いました。
トラジャの言葉が、そして代表して言った宮近くんの言葉の真意はわからないけれど、宮近くんがそれを「真実」として話すのならば、私はそれを信じます。アイドルは「夢」を魅せてくれる方々なので、どんなに辛い裏側があったとしても、それを隠そうと笑顔で振るまうのであれば、私はその「嘘」こそ「真実」として受け止めたいです。
Travis Japanは2012年に仲田拡輝、川島如恵留、森田美勇人、七五三掛龍也、吉澤閑也、中村海人、阿部顕嵐、宮近海斗、梶山朝日の9人がいたからこそ結成され、いまのトラジャに繋がっています。メンバーが変わっても、ダンスに力を入れ、自分たちの夢を信じて、後ろを振り向かずただひたすら駆け抜けるところはずっとずっと変わらないし、9人の、8人の、7人の、6人の、5人のトラジャが輝いていた時間は決して消えるわけではなく、そのときのトラジャがあったからこそ、いまのTravis Japanが存在しているのだと思います。無駄な時間や消してもいい時間なんてひとつもありません。
Now and forever
Wishing you another
happy day
遠い場所で僕らは今
Now and forever
Wishing you another
happy day
手を振るから
変わらない笑顔見せて
自分の夢を目指して、自分の道を選び進み始めた4人のトラジャのメンバーたちも、いつかTravis Japanが輝く姿を見て、「俺たちの仲間はやっぱり最強だな」と嬉しくて誇らしい思いの反面、ちょっと悔しくなるような素敵なステージをTravis Japanはこれからも作ってくれると私はずっと信じています。
*1:並べられたベンチや会場の作りなど